こんにちは。
ボンゴ広場の佐々木です。
自分のブログを読み返していて3年前に書いた”ゲストハウスとは?!”という記事を見つけたので
ちょっと紹介したいと思います。
国内で人気を集めつつあるゲストハウス
バックパッカーにとっては旅人同士の出会いの場であり
ホテルでは味わえない独特の雰囲気を楽しめるのがゲストハウスの魅力。
一つ一つの宿が、オーナーの個性を出していて
宿によってはオーナーが親切に地域の観光ガイド的なことをしてくれたりもします。
前置きはこれくらいにして、3年前の記事をアップします。
こんにちは。
今日はゲストハウスについて少し考えたいと思います
この数ヶ月でかれこれ43件のゲストハウスを泊まり歩いたわけですが
本当に43件ともまったく違った色や雰囲気、サービスを持っているので
ゲストハウスと一概に言っても
実際にゲストハウスって何って聞かれると案外説明するのが難しい気がします
でその前にこの前金沢で泊まって来たゲストハウスポンギーを紹介したいと思います
この宿のすごいところはまずこちらのオーナーのまさきさんと言う方です
簡単な経歴としては
都内の大学を卒業後
東京の大手銀行に15年間勤め
海外在中の経験もあります
そして、15年勤めた銀行をやめ
東南アジアをバックパックで旅することに
そのときに出会った坊さんのもとで
ミャンマーで坊さんになります
そして所持金をほぼ孤児のために寄付
その後日本に戻り
所持金がほぼゼロの状態からゲストハウスを開業することに
今年で2年目になるゲストハウスポンギーですが
この2年間で多くのメディアに取り上げられ
まさきさん自身も金沢で講演したり
市の観光組合の活動をされたりと
いろんなことをされたようです
まさきさんいわくこれはポンギーマジックなのだと
ポンギーとはミャンマー語でお坊さんと言う意味だそうです
すばらしいホスピタリティーの持ち主であるまさきさんは
今まで見たゲストハウスのオーナーの中では
一番 お客に対する暖かいサービス精神の持ち主であると感じました
ポンギーにいるとなんとなく他のお客さんと会話が弾むような気がしました
これはやはりポンギーの雰囲気を作り出した
まさきさんの人間性なのだと感じました
そしてゲストハウスはマニュアル化された方法では
決してゲストハウスとして成功することはできないのではないか?
うわべだけの接客では
そこに人と人との繋がりが生まれない
だからゲストハウスの接客は
オーナーがスタッフが
自分の接客、ゲストハウスの空間を通して
お客様に何を経験してほしいのか、体験してほしいのか
そしてそこに本当の意味での
出会いが生まれて欲しいと思うなら
ゲストハウスはぜったいにマニュアル化することはできないと私は感じるのです
まさきさんの宿にはまさきさんのスピリットが根付いていました
心が安らぎ
出会いが生まれる
そんな場所でした
だから私の考えるゲストハウスとは
そこにゲストハウスの方向性を考える主がいて
その人のスピリットが根付いている空間
だから色があり、味がある
そしてお客さんは
いままでにない体験ができ
すばらしい出会い(新しい自分、旅仲間など)が体験できる
お客も宿主も
また一歩先に成長することができる
それがゲストハウスって言う空間なんじゃないかなって僕は思います
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