誰にでも戻りたくなる場所があると思います。
遠くに行るとき、心細さを感じるとき、生まれ育った場所にもどりたくりますよね。
きっと人の心や体は育った場所とすごく強い絆で結ばれているんだと僕は思います。
アメリカ先住民やアイヌの人々はその地域に根ざした生き方、考え方を持っていました
彼らは、自らの体は自然の一部であると考えていました。
自然と人は同じ存在であり、同一であると言う考え方を持つ事で
彼らは自然の恩恵を常に感謝し、けっして自然の力に逆らうような生き方はしませんでした。
ニセコはもともとアイヌの人々が住む土地でした。
私はニセコの持つ偉大な自然の風景が好きです。
私は、今、先住民族が長い年月をかけて身につけて来た自然と共に歩む生き方が
物や、情報に溢れている現代人に新しい生きる道を教えてくれると感じています。
ニセコの雄大な自然は私に物や、情報に流されずに自分の心の声に素直に生きる大切さを教えてくれます。
夏の青い空、冬スキーをかついで雪山に出かけるとき
なにかその場に自分がいるのだと感じられるとき私は素晴らしい幸福を感じることができます。
産業文明後作り上げられた人間社会は自然資源を搾取することで発展してきたのです。
自然との共存を捨て去り、発展した今の社会。
もちろん、私もその社会に頼って生きている一人間です。
ですから、今、人類は自然への感謝の気持ちを思い出し
持続的な生き方へと移行する必要があると私は感じています。
気候変動、地球温暖化に関してはさまざまな意見が飛び交っています。
膨れ上がる人口と、経済成長は地球の限界を超えていると言われています。
資本主義のもとでは、人は個人を優先的に考えがちになってしまいます
会社も富を増やす事が第一になるので、人を道具として考えてしまいます。
しかし、私は世界は思ったよりも素晴らしい場所であると信じています。
日本人である私にとって、日本人はとてもお互いを思いやる民族であると思います。
みんなで協力し合って素晴らしい結果を残す日本人はきっと
世界に共存、共有、思いやりの大切さを伝えて行くと感じています。
コメントをお書きください
ささきまり (木曜日, 12 2月 2015 08:01)
同感!
kenya katayama (日曜日, 03 7月 2016)
文豪 有島武郎の『相互扶助」の遺訓のいきるまちニセコ。この素敵な環境を未来に引き継いでいきたいですね。