冬のパウダースノーで認知されているニセコであったり、夏のラフティングなどを含めたアクティビティーができる場所として認知されているニセコ町ではありますが、その本質的な実態というものは現時点ではあまり知られていないのが現状です。
そうした現状を把握し、新たに発信していこうという動きがニセコエリアの若者を中心に動き始めています。
例えばニセコには様々なジャンルに特化した多様なプロフェッショナルな人たちが住んでいます。
もともとニセコで生まれ育った農家さんであったり、外から移住してきた人は何かしらのスキルを持ってきている人が多いです。
また、より自然に馴染んだ生き方を目指す人が多く、それゆえに地域内では助け合いながら生きている小さなコミュニティが多く存在します。
ニセコに新たに立ち上がったニセコ大学という運営チームはこの特色をもっと生かそうと現在動いています。
彼らはニセコに住んでいるプロフェッショナルな個人から色々な術を学べる空間をニセコエリア一帯をキャンパスと見立てて、学びができるようにしていこうとしています。
ニセコらしさとは何なのかこの問いはニセコに暮す人々の多くが考える問いでもあるかもしれません、なぜなら多様な人が暮らし、田舎でありながらも都会的エッセンスを感じられるこの町は国内にも数少ない独自性を生み出しています。
冬にはウィンタースポーツ関係の仕事でニセコエリアの人口は一気に増えます。
その多くは季節雇用者であり、また単なる長期滞在者などです。
なので、冬と夏ではニセコの雰囲気は全く違うので、冬のニセコしか知らない人は夏のニセコを見るとびっくりします。
今後はこうした隙間を埋めて、本質的なニセコの姿を発信していくことがニセコのあるべき姿に近づいていく道なのだと多くの人が感じています。そして今まさにその課題に取り組んでいる集団があるので、今後ニセコは面白い方向へと変貌していくでしょう。
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