ニセコの歴史、経済、文化、行政、産業などの情報が集約されたニセコ町百年史上巻、下巻を読んでいます。
実は、ニセコ大学の企画でニセコエリアの歴史を学ぶ講座を企画しようということがきっかけで読み始めた
ニセコ町百年史。
どうやらこのニセコエリアのほとんどは和人が本格的に開拓を始めるまではほとんど原生林だったようです。
今では広々とした畑の風景が広がっているので、当時人力で開拓をした人たちの壮絶な生活が本からは伝わってきました。
ニセコ町の歴史では農地解放をした有島武郎さんが有名です。
ボンゴ広場があるニセコ町曽我も曽我含める4人の地主が運営していた大農場だったようです。
当時は人力で開拓し、お米も満足に食べられなかったようなので別の場所へ出て行く小作人もたくさんいたようです。
また、資本主義真っ只中だった当時、無償で農地解放をした有島武郎さんも周りから批評を受け、大変だったようです。
こうした背景を知れば知るほどニセコ町は今の観光地として認知されているだけの場ではないなと思わされます。
私もまだまだニセコ町の歴史の勉強中ですが、ご興味のあるかたはいつでもご連絡ください。
一緒に地元の古株さんからお話を聞きに行ったりしませんか?
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