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サステイナビリティー グランピング

 最近注目を集め始めているグランピングと呼ばれる高級感(グラマラス)な

キャンプスタイルが流行り始めています。時代の流れというのか、なぜ最近この

グランピングが流行り始めたのでしょうか?

 もともとはイギリスが発祥のこのグランピング、ヨーロッパでは結構前から広まっていたようです。

もともと、富裕層の人たちがキャンプをするようになり、富裕層のスタイルなのでキャンプも

高級感のあるグラマラスなものになっていった背景からこのグランピングと呼ばれるキャンプスタイルが生まれました。

日本でもキャンプはアウトドア好きな人たちの定番のアクティビティーでした。

しかし、最近ではあまりアウトドア派ではなかったような人たちの間でもキャンプなどを含めた

アウトドアアクティビティーが流行り始めてきました。

その流れとともにこのグランピングも注目を集め、日本各地でグランピング形式のキャンプ場が増え始めています。

 

 先日、私もこのグランピング用のテントを買いました。

ベルギーのcanvascampというブランドでsibleyシリーズのグレードの高めのテントを買いました。

このテントはコットン製で、オールシーズン対応なようです。

一度設置もしてみましたが、中はかなり広く、小さな家のような感覚です。

このcanvascamp以外にも大型のテントを製造しているブランドは多く、

ほとんど家なみの広さのテントもあるようです。

天候さえさほどひどくなければ基本的には一年中住めるなと感じました。

canvascampにもシェルターようとして使えるようなかなり耐久性に優れたテントも合うようで、

そのレベルまでいけばほとんど家だなと感じます。

 

先日、このテントを利用した宿泊に関して保健所に相談に行ったのですが、

どうやらテント(コットン生地、ナイロン生地)などでは建築物として認めれれないので

どうやら簡易宿泊施設としては認定を受けることができないようです。

また、既存のキャンプ場、新規で開業するにしてもキャンプ場は旅館業法には適用されないようなので

基本的には行政への申請はいらないという感じでした。

だからと言って、テントを宿代わりにして宿泊料を取るというのは

表がたあまりよろしくないらしく、

体験料や、施設利用料などといった形でやってくださいと行政側からはアドバイスを受けました。

 

 

ちょっと話がそれましたが、僕はこのテントを利用した施設であれば

トイレスペース、炊事場、シャワーなどのある程度の設備さえあれば

テントで十分寝室を再現することができ、テントの独特な雰囲気が

建物にはない特別感を感じることができるので、人によってはこちらの方が

魅力的なのだろうと感じます。

また、テント泊だと心理的に無駄遣いをしなくなるという感じが僕は個人的にしており

やはり既存の建物に比べれば仮の住まい感覚、建物としては弱いなどなんとなく

大切に使わなければという心境になります。

僕はテント泊という体験は人の心境に消費に対する見方の変化や

大切に物を扱うという側面で

サステイナブルなライフスタイルに近づいていくのではないかと感じています。

 

 

コテージボンゴ広場。
北海道ニセコ町にあるログハウスコテージとグランピングのできる宿。1988年から運営しております。現在は2台目になる兄弟で運営中。 
ログハウスは父による手作りのログハウスです。チェンソーで一本一本カットされたログハウスは味があり、人気です。グランピングはcanvascampのコットンベルテントを利用しております。また、イスやテーブルも手作りで、暖かみのある空間となっております。
ニセココテージボンゴ広場